- 写真の花は、神社のヤマモモ(山桃/ヤマモモ科)の木の下で咲いているハナニラ(花韮/ユリ科/花径:約30mm/花言葉:悲しい別れ)です。
- 今日はこの花を撮影する予定はなかったのですが、あまりにも光線の具合がいい感じだったので、それに惹かれて一枚撮ってみました。
- ハナニラは、明治時代にアルゼンチンから園芸植物として日本へ入って来たそうですが、清楚な花姿に似合わずその植性たるや凄まじく、今では野生化してとんでもない場所で咲いているハナニラの花を見かける事も珍しくありません(=帰化植物状態になっている)。
- ハナニラの科名ですが、ユリ科であったりヒガンバナ科であったりネギ科であったりするもんですから、『いったいどれやねん!』と思わず叫びたくなりますが(笑)、ま、それぞれ根拠はあるみたいなので・・・ ←知漢は、最初にこの花を覚えた時の「ユリ科」で行かせて頂きます。
- そそ。ハナニラの名前に食用のニラ(韮)の名が含まれているため、食べられそうに思うかも知れませんが、ハナニラは有毒植物なので絶対に食べてはいけません。
- 更にややこしい話ですが、スーパーで「花ニラ」として売られている食用の「花ニラ」は、ここで紹介しているハナニラとは別物ですので、この点についても注意が必要でしょう。
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